Our Vision

2001年のヒトゲノム解読宣言以降、バイオサイエンスは、ICT技術の進歩と共に急速に発展を遂げてきました。現在その技術は、医療・創薬などの次世代ヘルスケア時代に向けて新たな局面を迎えています。私たちは今、未来に向けて、遺伝子解析の成果をプレシジョン・メディシン/個別化医療として実装化すべく、新事業を創設し展開いたします。将来、世界中で得られるゲノムデータは、より私たちの生活に密着した存在となり、臨床応用への路が開けると共に、新しい創薬開発に多大な貢献を果たすと信じています。私たちは、アジアにおける遺伝子の臨床解析分野で最先端技術を有するACT Genomics社とその技術を共有し、個別化がん診断とバイオ創薬の実現を加速化させることを目指しています。また、臨床や創薬市場における遺伝子解析技術およびバイオインフォマティクスの研究をリードするテクノロジープラットホーム企業となるべく邁進いたします。

プレシジョン・メディシン/個別化医療の実装により、個々のがんが持つ特徴に適した治療薬の選択が可能になると考えられています。私たちは、臨床基準に適合するがん遺伝子検査と独自のデータベースを含む統合的な情報処理システムにより、アジア人に最適化された高品質がんゲノム医療の提供を行います。